餌・サプリメントについて

餌は「シード」と言われる種子の物、「ペレット」と言われる総合栄養食と大きく2種類あります

 与え方は、どちらも体重の8%~10%を一日量として1回~数回に分けて与えます。

シード・ペレット両方を与える場合は 8:2 7:3 の比率で与えるとバランスが良いです。

 


シード(種子飼料)

ヒエ・アワ・キビの3種 

もしくは

カナリーシードを追加した3~4種の混合餌

えん麦・ソバの実などを バランスよく配合した

混合シードをメインに与えます

嗜好性・エンリッチメント効果も高い為楽しく食事ができます

 

その他副食として

オーチャードグラスの種・赤唐辛子などは

ダイエットやエンリッチメントとして追加していきます

 

油脂系飼料

ヒマワリ・麻の実・サフラワー・ニガーシードなは

非常にカロリーが高く肥満になりやすい

消化など内臓に負担がかかる為、

肝臓が比較的弱いとされるオカメインコには与えないか、

与える場合は注意が必要です。

 

欠点は、ビタミン・カルシウム・ミネラルなどの栄養素が乏しい為

別途ビタミン剤などの併用が必須になります。

嗜好性が高いために、肥満や選好みによる栄養の偏りが起きやすい


ビタミン剤(シード食の場合)

シード食の場合は

ビタミン剤で不足するビタミンを補う必要があります

ネクトンS が、手軽に手に入るのでお勧めです

ビタミン、アミノ酸、微量元素が配合されています

※ペレット食の子には与えてはいけません

 ペレットのビタミンと重なる健康を害してしまいます


ペレット(人工飼料)

栄養バランスを整え配合された

ペレットタイプの人工飼料です

総合栄養食なので

ペレットのみで栄養バランスが非常によく

消化にも良いフードです

 

成分は:トウモロコシ、大豆、キビ、オーツ麦、麦、小麦、小麦胚芽、糖、植物油、オレンジ、リンゴ、ブドウ、バナナ、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、ヨウ素添加塩、DL-メチオニン、塩化コリン、L-リジン塩酸塩、ビタミン(ビタミンE、ナイアシン、ビオチン、D-パントテン酸カルシウム、リボフラビン、ビリドキシン塩酸塩、チアミン、ビタミンA、ビタミンD3、ビタミンK、ビタミンB12)、クエン酸、トコフェロール、アスコルビンポリフォスフェイト、ミネラル、赤40、黄6、青1(ズプリーム・フルーツブレンド参考)

大まかにいうと、トウモロコシ・大豆などの主原料に

他栄養素をバランスよく配合して

食べやすいペレット状に形成したものです

人間の食べ物で言うなら

カロリーメイト等の総合栄養食にあたります。

 

欠点は、味が単調で形も一定

シードと違い皮をむく楽しみ(エンリッチメント)が少ない為

好んで食べてはもらえないことが多いです

ラフィーバー社など、シードと混ぜて固めてある製品もあるので

楽しみながら食べられるよう工夫が必要です

おかめCluBでは、数種類以上のペレットを混ぜています

 

病院食として進められることが多いので

日頃から食べられるようにしておくことをお勧めします



カルシウム飼料:牡蠣殻(ボレー粉)・カトルボーン・液体カルシウム

ボレー粉入れなどで少量を常時設置しておきます

胃腸の弱い子は、牡蠣殻の場合消化不良を起こしやすいのでカトルボーン(粉末状もある)がオススメです

 


サプリメント類

乳酸菌:ベネバックなど(ネクトンSを3日、ベネバックを1日 などの周期で与えるととても良いです)

栄養剤:換羽期・季節の変わり目などの体調を崩しやすい時に栄養剤があると便利です

 おかめCluBではハーブを取り入れています。